街中のカップルたちを見渡してみると、いろんなタイプの男女がいることに気がつきます。片時も手を離さずに歩いていたり、女性が男性に腕をからませていたり、女性が三歩後ろを歩いていたりさまざまです。
ある売れっ子ホストは決して体に触れないそうです。
「手をつないだり、肩に腕を回したりということはしません。彼女から求めてきても断ります。それは電流を意識しているからです」
電流?いったい何のことなのでしょうか。
「女の子から手をつなぎたいといってきても人前でベタベタするのは好きではないから≠ニ突っぱねます。こうすることで、彼女の飢餓感が高まっていきます。そして僕がちょっとした瞬間に少し体を触れただけで彼女の体に電流が走るんですよ。いつもベタベタしていたのでは、そのうち飽きられてしまいます。女の子ってベタベタしてくる男って意外に好きじゃないんです」
どんな瞬間に触れてあげればいいのでしょうか。
「ほんのちょっとした瞬間に限ります。レストランに入るときに、扉を押さえて彼女を少し背中から押してあげるとかね。たったそれだけでも、彼女の背中にはトキメキ≠ニいう電流がビビッと走るんですよ」
また、別のホストはこう言います。
「僕は頭専門なんです。手とかつなぐのは商売柄しませんね。彼女の頭をちょっとしたときに撫でたり軽く叩いたりするんです。これだけでこちらのほうが優位に立てますから。ずっと頭しか触ってもらえなかった女の子をはじめて抱きしめたとき、彼女はもう立っていられなくなりますよ。いつも女の子に欲しいものを与えていてはダメなんです。いつでも手の届くところにあるものをもらえない…そう思わせるのがモテるコツですね」
女の子ならば好きな男性と手をつないで街を歩きたいと願うもの。それがおあずけ¥態になって、いっそう彼女の心に火をつけるというわけです。まったく触ってあげないというのでは彼女は寂しがって去ってしまいます。手や肩ではない、別の個所を少しだけタッチするというのがポイントのようです。
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